練習は続く

普通に考えますと、レコード盤を前後させて音を出す行為は耳障りなノイズの発生でしかないのですが、上手な方がレコードとフェーダーを操作すると、とてもかっこいいスクラッチになるのがとても不思議です。 

 そもそも楽器でない道具を、技術によって音楽に変えることができるターンテーブリズムは非常にユニークな存在であり、奥深く魅力的だと思います。 

 初めてQBertを生でみたのは、確か2004年のSIBUYA-AXだったと記憶しております。Kid-KoalaX-Ecutionersや日本からはビートボクサーのAFRA等がライブをするということで、電車に乗って渋谷まで行った事を覚えております。 

 初めてみたQBertは衝撃的で右手のコスリも左手のフェーダーも何をしているのかさっぱりわかりませんでしたが、とにかく「すごい」と圧倒されました。本当に衝撃的でした。フェーダーを使わずにすべてテアーだけでスクラッチをした時が一番盛り上がりを見せたと記憶しております。本当に刺激が強かったライブでした。(その後QBertのスクラッチ教本DVDDo it yourself」を購入していろいろと挑戦してみましたが、全くよくわからなかったのはいい思い出です。リバースなのですよね。フェーダーの設定が。) 

 いつかスクラッチが上手くなりたいな、QBertみたいになりたいな、と願ってから早くも20年が経っていますが、あまり上手になったという実感はございません。それでもまだスクラッチが上手くなりたいなと思います。 

 MIXWELLは凄腕のDJの方はもちろんですが、一生懸命練習を続けているDJの方々、スクラッチャーの方々、ターンテーブリストの方々、セレクターの方々、皆様をサポートできる存在でありたいと思っております。具体的にどのようにシーンのサポートをさせて頂いたらよいか現在思案中です。

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